規格住宅は予めデザインも決まっているがアレンジ次第でお洒落になる
規格住宅は予め用意されたデザイン・間取りなどのプランから好きな物や敷地にあわせて選ぶ住宅のことで、注文住宅と建売住宅の間のような感じで、フルオーダーほど自由度はないですがその分時間もかからず費用も安くなることが特徴です。
規格住宅だと大体決まったデザインと感じますが、内装・外装・設備・間取りの種類は豊富にあります。
おしゃれにしたいけどどれを選べばいいかわからない人も多いですが、ある程度枠が決まっているので逆に選びやすいと言う人もいます。
規格住宅でもおしゃれにするには、先に知識を得ることが大事で実際の家やインテリア雑誌など多くの事例を見ることが重要です。
事例を見ることで様々な仕様があることもわかり、これが規格内でも出来るかといった考えも持てます。
全く同じものは難しくても対応できる範囲内で近づけることは可能で、注文住宅で素敵なキッチンなどがあってそれが規格住宅の設備品の中に近いものがあったりします。
多く事例を見ることで好きなテイストの方向性も固まります。
家づくり開始から引き渡しまでが短期間なのも規格住宅のメリット
規格住宅は、自由設計の住宅と比べて家づくりを開始してから、引き渡しまでの期間が短いというメリットがあります。
これにより、現在住んでいる賃貸住宅や仮住まいの家賃負担を軽減することが可能です。
規格住宅が短期間で完成するのは、打ち合わせと工事に時間がかからないためです。
自由設計の住宅の場合、間取り・内装・外装・住宅設備などをひとつひとつ決めていく必要があるため、何度も打ち合わせを重ねる必要があります。
一方で、規格住宅の場合はある程度プランが決まっているため、打ち合わせの回数を減らすことが可能です。
また、使用する建材のほとんどが規格化されているため加工の手間が少なく、建築の工程についてもマニュアル化されています。
これにより効率的に建築することができるので、自由設計の住宅と比べて完成までが早いという特徴があります。
一般的に、工事着工から完成までにかかる時間は、自由設計の住宅の場合は6ヵ月程度となっていますが、規格住宅の場合は約3ヵ月ほどとなっています。